紅さんご<徳島県> 【日本銘石】
Red coral
紅さんご
サンゴと呼ばれていますが、徳島県で産出される赤い硅石の一種です。
アークナイトやソロモナイトなど、カラフルな石が産出される地域ならではの銘石のひとつ。
淡路島に五色の砂利石が産出される浜があるが、ひょっとすると向かいの四国の原石が海に流され、丸くなりながらたどり着いたものかもしれません。
褐色に石英質の白い筋が美しく、熱水作用によるもので地球の歴史を感じさせます。
とても硬く磨くと光輝きます。
産地 | 徳島県 |
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意味 | 愛、心を静める、縁起が良い |
鉱物分類 | 石英片岩 |
化学組成 | SiO2 他 |
結晶系 | 三方晶系 |
へき開 | 不明瞭 |
モース硬度 | 7 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 赤色、褐色、白色、黄色、茶色、黒色 |
比重 | 2.6~2.7 |