会津碧玉<福島県> 【日本銘石】
AIZU Jasper
会津碧玉
産地である福島県伊達市は、武家の伊達家が最初に居城(高子岡城-たかこおかじょう)を築いた場所です。
そのあとは、白虎隊で有名な会津藩になり上杉家の領地となります。
地名の由来は紀元前148年~紀元29年まで在位した崇神天皇の時代にさかのぼり、大彦命(オオヒコノミコト)とその子、建沼河別命(タケヌナカワワケノミコト)がこの地で合流したとされ「相津」という名で古事記に登場します。
ここで産出される碧玉は黄色みが多く、その黄色も渋みを帯びながらもくすみがなく美しく、佐渡の赤石や津軽錦石などに比べても引けを取らない美しさです。
他の地域の赤石と比べ鉄分の含有や酸化が進んでいないために、黄色からオレンジ色が多い碧玉です。
この地域には明治期より金鉱脈があり、鉱山がいくつかありましたが昭和に入り廃坑となっています。
産地 | 福島県 |
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意味 | 厄除け、交通安全、病気平癒 |
鉱物分類 | - |
化学組成 | - |
結晶系 | - |
へき開 | - |
モース硬度 | - |
光沢 | |
色 | - |
比重 | - |