神代柳 【パワーズウッド】

神代柳

木のちから 吉祥、再生と復活

柳は他の木と比べると割と種類が多くその独特な立ち姿が目を引き、ゆったりと晩秋が近づくにつれ、枝が下に向かって垂れ下がる「シダレヤナギ」が黄色褐色に紅葉します。
残雪が残る2月になると、柳は一足先に春の訪れを知らせます。
その中でも”ネコヤナギ”は銀白色の花穂が綿毛を広げ、春を先取りしています。
中国では、柳は「春を告げる木や春の復活」「蘇生のシンボル」とされる”吉祥木”です。
そのため正月には、門た軒に挿す風習があります。
またシダレヤナギを旅立つ友に”輪っか”にして渡し「再開を願った」とされています。
そして季節が移り変わり、夏を迎えると、また柳はその涼しげで穏やかな風情で人々を魅了しています。
中国ではこの木で矢を作ったので「やのき」→「やなぎ」へ変化したともいわれています。

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