北の大地が生んだ銘石「神居古潭(カムイコタン)」
神居古潭は、北海道・旭川市の神居古潭渓谷周辺で産出される「日本銘石(にほんめいせき/日本国内で採れる銘石)」のひとつです。アイヌ語で「神(カムイ)が住む場所(コタン)」を意味するその名の通り、古くから神聖な地として崇められてきた場所から産出されます。深く落ち着いた濃緑色や黒色、あるいは複雑な斑紋を持つ神秘的な表情が大きな特徴で、重厚感と静寂を纏った日本銘石の代表格として知られています。
気品と品格を纏う、精神を整える存在
神居古潭は、「物事の本質を見極め、邪気を払う」象徴の石として語られます。パワーストーンや天然素材の世界では、持ち主の精神を安定させ、直感力や判断力を高めてくれる象徴として親しまれてきました。深くシックな佇まいが、揺るぎない意思と落ち着きを日常にそっと添えてくれます。
なめらかな質感と気品ある色合いの銘木「朴(ほお)
朴(ホオノキ)は、モクレン科モクレン属の落葉高木で、日本各地の山林に自生する代表的な広葉樹の銘木です。狂いが少なく刃当たりが非常に良いため、古くから日本刀の鞘(さや)をはじめ、包丁の柄、まな板、彫刻材、高級家具の部材など、道具を大切に扱う場面で重んじられてきました。緑みがかったグレーや暗緑色の独特で落ち着いた色合いと、きめ細やかで滑らかな肌触りが特徴で、天然木ならではの優しく上品な表情を楽しめます。
朴は、刃物を優しく包み込む鞘に使われてきた歴史からもわかるように、古来、包容力や調和を象徴する木として大切にされてきました。天然素材の意味合いとしては、包容、穏やかさ、そして心身の調和を象徴する素材としておすすめです。主張しすぎない洗練された表情が、暮らしの中に優しさと整いの空間を添えてくれます。
意味合い:包容、平穏、整和